本当に面白い野球漫画はどれか?
今回も私の主観で選んだ本当に面白いと思う
野球漫画をランキング形式でご紹介
ランキング付けする際の条件は3つ
・当然だが私が実際に読んだことのある作品のみ
・完結、連載中の区別は行わない
・同じ作家の作品を2つ以上選ばない
単純に順位を付けるだけでは伝わりにくいと思うので
簡単なあらすじとレビューも載せておきました。
それではどうぞ!
スポンサーリンク
10位 MAJOR 満田拓也 全78巻
~あらすじ~
プロ野球選手の本田茂治を父に持つ野球少年の吾郎
吾郎の夢は父・茂治のようなプロ野球選手になること
主人公本田吾郎がプロ野球選手という大きな夢に向い突き進む
投手として人間として日々成長を遂げるベースボール成長ドラマ
~感想~
基本線は野球を通じ成長する王道ストーリー。
画力もありそれなりに迫力もあります。
少年野球時代までは面白く読めました。
全78巻ということでとにかく長いのとマンネリ化が否めません。
9位 ペナントレース やまだたいちの奇蹟 こせきこうじ 全14巻
~あらすじ~
山田太一と泰二は双子の兄弟
弟の泰二は甲子園でも活躍し誰しもがその才能と実力を認める存在
兄の太一は小学生並みの小さな体でおせじにも運動が出来るとは言えない
そんな二人は幼い頃に見た現・アストロズ監督の三原脩のプレーに憧れ
三原と三人でアストロズの優勝を目指す事を夢見る
太一はアストロズの入団テストに向かい奇跡を呼び起こす…
~感想~
私が小学生の時に少年ジャンプで連載されていた作品です。
当時はコミカルな絵に惹かれて読んでいた記憶があります。
弱小チームがだんだん強くなっていくというストーリーで
弱い者が強い者に挑むジャンプの定番といえます。
主人公のキャラで好き嫌いが分かれる品だと思います。
8位 グラゼニ 森高夕次×アダチケイジ 全17巻
~あらすじ~
プロ野球の神宮スパイダースに所属する凡田夏之介
高卒プロ入り8年目、年俸1800万円の地味な中継ぎ左投手
プロ野球選手としては決して一流とは言えない存在
現状の年俸1800万円も成績に比例し容赦なく下がる
プロの世界においては心もとない数字
そんな凡田が「グラウンドには銭が埋まっている」略して
「グラゼニ」を座右の銘にプロ野球選手としての生活に励む
~感想~
主人公が左の中継ぎ投手という斬新な漫画
プロ野球の厳しさ(金銭面)をテーマにしているので
どちらかといえば試合描写よりも
プロ野球選手ならではのシビアな世界を描いた作品。
単純に野球を楽しみたいという方には物足りなく感じるかも。
7位 ドカベン 水島新司 全48巻
~あらすじ~
明訓高校野球部に所属する主人公の「ドカベン」こと山田太郎
岩鬼正美、殿馬一人、里中智、微笑三太郎などのチームメイトを中心とし
明訓高校野球部の常勝時代を築く
~感想~
高校野球漫画の原点とも呼べる作品。
最初は柔道漫画でしたが…
とにかく子供の頃に読みまくった思い出があります。
改めて読んでももちろん面白いのですが
ご都合主義で常勝期間が長すぎた点が個人的には残念。
6位 おおきく振りかぶって ひぐちアサ 連載中25巻
~あらすじ~
中学時代は祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手を務めた三橋廉
チームメイトからは「ヒイキ」でエースをやらせてもらっていると疎まれ
そのせいで極端に自虐的な暗い性格になってしまう
そんな暗い過去を払拭するためにも高校は埼玉県の西浦高校を選ぶ
西浦高校の野球部は新設で部員は三橋含め新入生が10人
部員が少ない野球部で投手経験者の三橋はまたしてもエースを任せられる
バッテリーを組むリードが得意な捕手の阿部は三橋のクセ球と異常なまでの制球力に気づき…
阿部とバッテリーを組むことで徐々に自信をつけていく三橋
阿部やチームメイトも三橋を本当のエースとして受け入れる
~感想~
女性が描く野球漫画って珍しいです。(作者のひぐちアサは女性)
登場人物(男子高校生)の距離感なんかはいかにも女性が描いたという感だが
トレーニング理論など含め野球の内容は意外と専門的で面白い。
有りえないと思うシーンが全くないとは言わないが試合展開もリアルで良い。
残念なのは作者の画力が低い為、迫力、臨場感が伝わってこない点。
絵を気にしないという方には自信を持ってオススメできる作品。
5位 キャプテン ちばあきお 全26巻
~あらすじ~
野球の名門青葉学院から墨谷二中に転校してきた谷口タカオは
野球部へ入部するために青葉学院のユニフォーム姿でグラウンドを訪れる
青葉学院のユニフォームに気付いた墨谷二中のメンバーは
谷口を青葉学院のレギュラー選手だったと勝手に思いこんでしまう
しかし実際の谷口は青葉学院2軍の補欠選手だった
そのことを言い出せない谷口は周囲の期待に応えようと陰で努力を続け
ついにはキャプテンに選ばれるまでになりチームを引っ張っていく
~感想~
当時主流であった熱血野球漫画と異なり
欠点も持ち合わせた等身大のキャラクターが成長していくという
当時としては斬新なストーリー。
野球漫画でそこまで描かれることがない練習描写もしっかりあり
リアル野球漫画の先駆け的存在ともいえる。
かなり古い漫画だが一読の価値あり。
4位 ダイヤのA 寺嶋裕二 連載中47巻
~あらすじ~
中学最後の大会で優勝を目指していたエース・沢村栄純
だが自らの暴投で一回戦敗退が決まる
その試合をたまたま見ていたのが野球の名門校「青道高校」のスカウト
沢村の暴投を「投手としての本能」が投げさせた一球と言い
沢村に天性の素質があると見抜きスポーツ推薦枠で招き入れたいと申し出る
青道高校の見学に行った沢村がそこで見たものは
これまで自分が体験してきた野球とは異なる世界
中学時代の仲間たちを想いながらも新しい世界で真のエースを目指す
~感想~
圧倒的な画力で迫力がありストーリー展開も明快で読みやすい。
対戦する相手高校も掘り下げて丁寧に描くためテンポが悪い。
この辺りは好き嫌いが分かれると思います。
仮に主人公の卒業(3年夏)まで連載を続けるとなると…
個人的には強烈なキャラ揃いだった3年生が抜けた後の小粒感が残念。
3位 H2 あだち充 全34巻
~あらすじ~
親友でライバルの国見比呂と橘英雄。
中学野球ではチームメイトで地区大会二連覇を果たすも試合後
国見は医師から肘に爆弾を持っていると診断されてしまい野球をあきらめる。
野球の名門校明和一高に進んだ橘に対し、国見は野球部の無い千川高校へ入学
しばらくして国見は自分の肘を診断した医師が無免許で逮捕されたことを知り…
橘は国見に明和一高に編入するように進めるが
国見は千川高校野球部として橘と対戦することを選択
千川高校の新設野球部で甲子園優勝を目指す国見
甲子園でライバル橘との対戦なるか
~感想~
作者は大人気青春漫画「タッチ」のあだち充。
タッチでは野球描写よりも恋愛描写に力を入れた印象だが
H2はその逆と言えるだろう(それでも青春漫画という要素は大きいが)
あだち充の漫画の中では一番野球をしていると思われる作品
個人的にはあだち充の最高傑作だと思います。
2位 甲子園へ行こう! 三田紀房 全18巻
~あらすじ~
鎌倉西高校1年生四ノ宮純は夏の大会にてエース投手の故障をきっかけに
先発登板のチャンスを得る
9回二死まで無失点に抑えるものの二死満塁から最後の1ストライクが取れず
連続押し出し四球を与えサヨナラ負け
四ノ宮はこれがトラウマとなり、練習でもストライクが取れないほどになってしまう…
ここからどう立て直すのか、チーム内に分裂がありながらも鎌西は甲子園を目指す
~感想~
「ドラゴン桜」の三田紀房が描く野球漫画
主人公はごく平凡なピッチャー。ズバ抜けた才能があるわけでも
ストライクゾーンを9分割に投げ分けれるコントロールがあるわけでもない。
弱小校の平凡なエースがどのようにして甲子園を目指すのか。
「甲子園を目指す」心から本気で思っている球児が実際どれくらいいるか。
とにかくリアルな高校野球漫画が読みたという方にはコレを勧める。
1位 ストッパー毒島 ハロルド作石 全12巻
~あらすじ~
剛速球を武器にプロ入りを目指していた主人公・毒島大公は
非凡な才能を持ちながら素行不良により野球部に所属出来ずにいた
ついには乱闘事件を引き起こし高校も退学に
目標としていたプロへの道も絶たれたかと思われたが彼を中学時代から見ていた
パ・リーグの弱小球団・京浜アスレチックスの木暮スカウトの働きかけにもより
1995年のドラフト会議でアスレチックスから8位指名を受ける
冷ややかな目で見る周囲の人間を自慢の剛速球で黙らせた毒島
チームのストッパーを志願し、シーズン60セーブと優勝を目指し1年目から大暴れする
~感想~
野球好きが書いた野球漫画。
作者のハロルド作石は『BECK』や『ゴリラ―マン』の作者としても有名。
ストッパー毒島は90年代半ばのパ・リーグが舞台となっていて
その頃のパリーグの雰囲気が本当に良く描けている。
ストーリー自体は王道だが面白く
当時のプロ野球が好きだった方は必ずハマるであろう作品。
まだ読んだことがない方には是非一読してもらいたい。
佐世保のホームラン(見開き)は漫画史に残る名シーン。
■最後に
いかがでしたか?
「なんであの漫画がランキングに入ってないんだよ!」
と思ってる方も当然いるかと思います。
その作品は私の趣味に合わなかったり実はまだ読んでないだけかも…
今回は本当に面白い野球漫画のみをご紹介してますので
もしこの中でまだ読んでいないという作品があれば是非読んでみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
【オススメ記事】
・ディズニーピクサー映画おすすめランキング ベスト20
・ガンダムゲーム最新作「ガンダムトライブ」面白い?評判は?
・ちゃんと使ってる?有給休暇の上手な取り方と理由
・得する宝くじの買い方!売り場はどこでも同じ?確率は?
スポンサーリンク
コメント 0