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手取り18万円の低所得者に必要な保険とは? [節約術~保険代]


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保険には生命保険や医療保険、学資保険などいろいろと種類があるが

日本では保険に全く入っていないという家庭は少数派らしい。

日本以外の先進国での保険加入率はアメリカで約50%、ドイツで約40%

イギリスでは約30%と世界的に見ると「保険にはできるだけ入らない」

という考え方が主流だが何故か日本人は保険に入りたがる。


今回は手取り18万円という低所得者に本当に必要な保険は何かを考えた。


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手取り18万円の低所得者が入るべき保険とは?


現在私が加入している保険


現在私が加入している保険は以下。

・社会保険
・自動車保険
・火災(地震)保険
・団体信用生命保険

今のところ団信以外の生命保険や社会保険以外の医療保険には加入していない。

手取り18万円という低収入なので保険料負担を極力減らしたいという側面もあるが

そもそも社会保障がある程度充実している先進国の日本で

生命保険や医療保険は本当に必要なのか疑問に感じている。



医療保険は加入しなくても問題ない


私も結婚を機に生命保険や医療保険の加入を検討した事がある。

「結婚したし保険の一つでも入らないと」みたいなアバウトな理由で

保険の必要性もちゃんと考えずになんとなく保険加入を考えた。


結局その時は保険に加入するという決断までには至らなかったが

保険の必要性を深く考えずになんとなく保険に入っているという方も多いと思う。

しかしそのなんとく入った保険が実は保険としての意味をなしていない可能性もある。


例えば入院時に1日1万円、手術時に10万円がもらえる

終身医療保険に30歳男性が加入したとする。

保険料は毎月4000円で60歳まで払い続ければ一生涯保障されるという内容。

(保険料はこの条件だとだいたいこれ位である)

30歳男性が60歳までの30年間で支払う保険料の総額は144万円。

一生涯の入院平均日数は20日前後とも言われているので

手術を数回繰り返したとしても100万円近く損をするということになる。

(大多数の人間が損をしているから保険会社は成り立っているので当たり前か)


保険は決して損・得で考えるものではなく万一に備えるものだというが

医療保険に関して言えば万一の場合は高額療養費制度もあるし

安くない保険料を払い続けるのならその分貯蓄に回した方が良い。


高額療養費制度が適応外の先進医療が不安なら(必要となる確率はかなり低いが)

月500円で先進医療だけに特化した保険もある。


以上の事から医療保険は万一に備える保険ではないという結論に至った。



生命保険は優先順位の高い保険である


保険は万一に備えるものだが万一の影響度が大きいのは病気よりも死亡である。

貯蓄でカバーしきれない部分を保険でカバーするという考え方なら

家族構成にもよるが生命保険は優先順位の高い保険といえる。


現在私は団信以外の生命保険には入っていないが

仮に今私が死亡したとすると住宅ローンが免除となり

支出割合の大きい住宅費は一気に減る。

加えて遺族年金が月12万円程支給されるので

現状と同レベル程度の生活は出来る計算となる。


しかし子供の成長とともに教育費が増えていくのはわかりきっているので

万一の場合はプラスアルファの保障が必要になる。

という事で現在子供が成人するまでの期間の定期生命保険加入を検討中である。



終身保険のデメリット


貯蓄性の高い終身保険の方が良いのではという意見もあるが

終身は一生涯を保障するための保険であり満期は存在しない。

解約すると解約返戻金という形でお金を受け取ることが出来るが

当然解約した時点で保障は失われてしまう。


さらに支払った保険料以上の解約返戻金を受け取るには

かなりの長期間に渡り高い保険料(積み立て)を支払い続けなければならない。

住宅ローンの返済や今後の教育費を考えると

超長期の積み立てや途中で保険の見直しがしにくいのは賢い選択とは言えない。


そもそも保険で貯蓄を行うという行為自体にインフレリスクや

保険会社の経営破綻リスク等デメリットも多く最初から考えていない。

保険の本来あるべき姿は「少ない金額で大きな保障」ではないか。



まとめ


保険は万一の時に貯蓄でカバーしきれない部分を補うという存在なので

生命保険や自動車保険以外は必要ないという結論に至った。


上記以外の保険は「入る必要がない」「意味がない」とまでは言わないが

支払った保険料以上のお金を受け取れる人間はごく一部である。

個人的には保険はギャンブルとよく似た性質のものだと感じる。


保険という商品の性質上(人の不安につけこむ)不安体質な日本人は

なんとなく保険に入っておかないとと思うかもしれないが

貯蓄で代用出来るものも多いので冷静に保険の必要性を検討する必要がある。


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